可愛いと言われただけで甘イキする可愛い恋人を快感でドロドロにして連続イキさせる

今晩一度目の行為が終わってもまだ足りない築島は、二人のお気に入りのディルドを取り出してまだ息を吐き出している早川のなかに性急にそれを差した。グルングルンと回るタイプのそれはスイッチを入れた瞬間から早川のなかを虐めだして、早川はイッたばかりの身体を苛む振動に苦しげに声をあげる。わざと最奥に届かないようにディルドの位置を調節した築島は、奥に届かずに焦れったく悶える早川の顔をじっと観察した。早川はと言えば奥に足りなくて差さっているのが大好きな築島のものでないのが寂しくて、「つきしまさん、いれて」「つきしまさんのが、ほしぃ……」とずっと泣いている。泣く早川の様子に築島は満足して、ディルドの先端を掴みグッとなかへ押し込んだ。
「あっ、アッ! とど、いてるっ、ゃ、や、ア、」
やっと来た奥に泣き喚く早川は、それでも、たりない、たりない、と切なさに泣いた。奥を突かれて気持ち良くなるのなら、ディルドなんかではなくて築島のもので突いて欲しかった。「つきしまさん、つきしまさん」と切なさに泣く早川の顔を見つめながら築島は容赦なくディルドを早川の奥に突き入れて、ゴリッゴリッとなかを抉った。グリグリと自らの手でも回転し、早川のなかを苛んでいく。
「や、やだぁ、つきしまさん、のが、い、ぃんんんんんんん、はぁっ、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!♡♡♡」
何度も気を遣っては終わりない快感に引き戻されて、早川の喉は引っ切りなしに嬌声をあげる。
「やだ、いっちゃ、ふ、ふぅぅぅん、ふぇ、や、つきしまさ、いや、いや、ンンッッ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
「可愛い、早川」
「ヒッ、〜〜〜〜〜〜!!!!!♡♡♡」
囁く築島の声に痙攣して果てた早川を見て、築島は ふ、と息を吐く。
「可愛いって言われて興奮した? 可愛いって言われて、いっちゃったの、早川」
「ん、んん……ひっ、」
「可愛い、可愛いよ、早川、もっとドロドロになって」
「つきしま、さ、んっ……ひっ、ん、」
大好きな築島に言われる可愛いはそれだけで媚薬だ。自分がほんとうに、築島に愛される可愛くてたまらない生き物になったような気分になる。
拘束もしていないのにディルドを抜こうともせず築島に従順に従ってただシーツを掴むだけの早川の手が、築島は愛おしくてたまらない。
「いれて、くださ、だいて、つきしまさん、だいて……ん、アッあああああああああんッッ、は、はぁ、はぁ、あ、あ、……はぁ、あ、あ、あぅ、ん、んんんんん、あっ、アア!!!! は、アアアアアアアア!???!? 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!♡♡♡♡♡」
いれた衝撃だけで早川はイッた。もう何度目かわからない。ガクガクと腰を揺らし目を白黒させる早川の頬を、築島は愛おしげに撫ぜて律動を開始した。
「いっ、いっ、て、るのにぃ、いっちゃ、ゃ、やぁ! またい、くあああああああああ、あ、は、ンッ、!!!!!!!!!!」
イキっぱなしの身体は痙攣を繰り返し、なかはキュウキュウと愛おしそうに築島の肉棒を咥え込んでいる。ガツ、ガツ、と奥に届いた陰茎は、もう今にも暴かれ慣れた結腸を突き抜けようとしていた。
「お、おく、こねて、もっと、ん、んああっ、あ、やぁ、やぁぁぁん、あ、つきしまさん、のだ、ぁ、あ、ん、へへ、へ、」
「っ、……チッ」
「んっ、ああああああああああんっ!!!!!!!!! ゃ、はげ、し、ああっ、あっ、」
「……はぁっ、」
「んんああああああっっ!!! こわ、れ、る、も、だめ、あ、んん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
幾度目かのドライオーガズムに達した早川のなかがギュ、と収縮し、築島は唸るように声をあげてなかに吐精した。グルングルンと塗り付けるように腰を回されて、その度に早川は甘イキを繰り返す。ようやく全てを出し切った築島が解放した頃にも早川の感じる快感は収まらず、余韻でイき続け痙攣する身体は淫らに築島の目に映った。
「まだ、きもちいぃの、とまんない……」
はやかわ、と呼ぶ築島の声は掠れている。
「つき、しま、さん」
「……はやかわ、可愛い」
「んっ、!!!!!!」
「可愛い、早川」
「やぁ……」
可愛いと呼ばれる度に甘く淫らに達する早川のことを、可愛い、可愛いと思い続ける築島だった。